Autonomous One

Autonomous ONE

自動運転開発のための計測、ロガー、およびセンサーユニット用マザーボード

トランクを空にしましょう！
必要なのは1つの1U 19”ラック・システムだけです！
多くの装置で一杯のトランクを1つのインターフェース・デバイスに置き換えることで、自動車メーカー、サプライヤーの自動運転開発を促進します。Autonomous ONE™マザーボードは一体型のデータロガーであり、複数の入力を単一のオープン・プラットフォームに統合します。

手ごろな価格のこのデバイスは、例えば独立型CPU（CPUカード）、GPS/GNSS、および様々な種類のセンサー（カメラ、レーダー、ライダー、その他の入力など）用のコネクタなど、独立した技術による様々な部品を結び付けます。

特徴

統合された電源管理、幅広い電圧範囲、および監視用のAurix監視CPUを備え、車載環境用に製作
Jetson Xavier計算GPU/CPUと、PCIe iPASSシステム経由の外部x86 CPUとの統合による、またはCPUを使用しない、計算支援
CAN FD、イーサネット（PTP/NTP/Intrepid）、またはGPS PPS経由による、全データの時刻同期。ライダーの GPS PPS時刻同期ポートは、複数のライダーに対して GPS PPSを複写

統合データロガー

FPGAハードウェア・デザインには、ソフトウェアも計算オーバーヘッドも不要。
4 NVMe M.2 またはNF1（最大64 TB）に基づくリムーバブル・ストレージ・ソリューション
自動運転開発のために作られた高性能データロガー
RTKおよびIMUのためのオプションを備えたUblox 8 Neo GPS
音声に関する注釈からの逸脱などのイベントを記録するための、 neoVI MIC2サポート

イーサネット

10GBASE-T x2
1GBASE-T x6
POE搭載1GBASE-T x1
100/1000BASE-T1 x12
SFPケージ x4

SerDes

最大で16個のSerDesカメラ入力または最大で14個のタップ
- FPD-Link III / GMSL、またはGVIF / MIPI-Aなどの将来のフォーマット
- 交換可能なSerDesモジュール

車載ネットワーク

最大で24個のCAN / CAN FD、18個のLIN、1個の DoIP、および12個のFlexRay
将来の拡張用に、VNEXTモジュール・フォーマットに対応

アナログおよびデジタルI/O

最大で256の同期アナログ・チャンネル用に、最大で32のRAD-IO2シリーズ・モジュールを4つの独立バスに追加可能
RAD-IO2-TC（熱電体 x8）
RAD-IO2-AIN（アナログ入力 x8）
RAD-IO2-AOUT（3つのアナログ入力用のバンク x8）
RAD-IO2-PWRRLY：8つの絶縁されたSPDT （単極双投）電気機械リレー
RAD-IO2-DIO：デジタル/アナログ入力 x12、プラスデジタル出力 x8
UARTやカメラなどのセンサー用の4つのUSB 3.0ポート
CPU用HDMI出力

NVMeカード

4 NVMe M.2 またはNF1（最大64 TB）に基づくリムーバブル・ストレージ・ソリューション
各NVMeを独立したPCIeチャンネルに配置
PCIe 2.0 x 4（4レーン）は2000 MBytes/Sec
FPGAスロットまたはCPUスロットが任意のNVMeを同時に制御可能

CPUカード：任意の独立型CPU

このCPUカードは、PCIe、MIPIカメラ入力、イーサネット、およびUSBをサポートする任意のCPUです。
Nvidia Jetson TX2およびNVIDIA Jetson Xavierでテスト済です。

VNEXTカード：車載ネットワーク

8つのCAN FDチャンネル、DoIPサポート、および6つのLINネットワークの追加用にデザインされた neoVI FIRE 2 VNEXT
6つのCAN FDチャンネル、4つのFlexRayチャンネル、およびDoIPサポートの追加用にデザインされたFlexRay VNEXT
12の波形のアナログI/Oチャンネルの追加用にデザインされた Analog In VNEXT

手ごろな価格の一体型車両インターフェースであることに加え、Autonomous ONEは、自動および手動のリモート・ダウンロード、および無線4G/5Gまたは60 GHz WiGig™接続を経由したデータ制御ならびにデータ監視にも使用できます。Autonomous ONEデバイスは、独立した技術をリーズナブルな価格で1つのユニットにまとめるためにデザインされた唯一のオープン・システムです。