RAD-Pluto

5ポート車載イーサネット・スイッチ（100BASE-T1）

RAD-Plutoは、ベンチおよび車載ネットワークの開発に特化してデザインされた車載イーサネット・シリーズの最初のモデルです。このL2スイッチは、最大4つの 100BASE-T1ポート、1つの1000BASE-Tポート、および1つのGigE/USBブリッジと共に構成できます。

さらに、頑丈なパッケージは、2つのCAN FDチャンネルおよび1つのLINチャンネルを内蔵し、車両の他の部分とインターフェースで接続します。これらのネットワーク・インターフェースはすべて、内蔵プロセッサーと調和しており、リアルタイムで機能ブロックのスクリプト、およびC コードのアプリケーションを実行します。この機能により、現在および未来の課題の対処に必要な汎用性を実現します。

特徴

複数の4096 VLANによるIEEE 802.1Qタグのサポート
詳細なデバッギングおよび監視のための、フレーム・ミラーリングならびにVLANタギングのサポート
ネットワークの状態およびデバイスの構成という2つの状態を表示する、8個のLED
衝撃吸収ブーツを備えた頑丈なアルミニウム・ケース
フレキシブルな電源オプション（DB9/USB-C/バレル・ジャック）
現場でアップグレード可能なフラッシュ・ファームウェア

ネットワーク仕様

イーサネット・ポート：
100BASE-T1ポート x4
1000BASE-Tポート x1
プログラム可能なターミネーション付き
CAN FD チャンネル x2
LINチャンネル x1

メディア・コンバーター
異なる3つのイーサネット・インターフェースがRAD-PlutoのL2スイッチに接続されていると、お使いのPCに対する効果的なメディア・コンバーターとなります。

RAD-Plutoをメディア・コンバーターとして使用する例

デイジー・チェーン
搭載されている2つのGigEインターフェースにより、RAD-Plutoはデイジー・チェーン内での100BASE-T1ネットワークの拡張を容易にします。

デイジー・チェーン内での RAD-Pluto の使用例

ゲートウェイ・アプリケーション
お使いのPCにネットワーク・インターフェースを実現するのみならず、RAD-Plutoの内蔵プロセッサーをプログラムしてネットワーク・ゲートウェイなどのリアルタイム・アプリケーションを実行できます。

Vehicle Spyの機能ブロックで、または容易にコンパイルされるCコードで、アプリケーションのプログラムが可能であり、それらのプログラムは内蔵プロセッサーで実行されます。

RAD-PlutoをCAN / CAN FDとイーサネットとの間のゲートウェイとして使用する例

デバイスの仕様：

電源入力：4.5V～40VまたはUSBタイプCとの接続
動作温度範囲：-40°Cから+85°C
1年間保証
寸法：13.67 cm x 11.13 cm x 3.96 cm